「る」について

小学1年生のときに習って以来、ひらがなの「る」を綺麗に書けない。恐らく、手書きで書くときに最も難しい字だと思う。

漢字の「留」から出来た字らしいが、その面影が何処にあるのか私には分からない。

はじめの横棒の長さ、横棒から約45度曲がって反転して反時計回りの円を描くまでの絶妙なバランス、最後の小さな円の大きさと形、完璧な「る」を書くことは非常に難しい。

レタリングの基本の文字で「永」があるが、「る」の方が美的センスを要求される。また、日本語では頻繁に登場し、イライラが募る。曲線の多いひらがなは書くのが困難であろうという理由で、 明治時代には文章の表記として用いるようにと国が指導したのは カタカナだったそうで、その理由も頷ける。

「る」をバランス良く書くには「フ」「つ」小さな「○」を意識すればイイ(と思う)。

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